満尾クリニック 院長 満尾 正先生にお話をお聞きしました。
酸化ストレスから身体を守ることにより、緑茶には発がん予防効果があるとする研究報告が数多くあります。乳ガン、前立腺ガン、大腸ガンなどの発症を減らす効果が認められています。
緑茶にはインスリン感受性を改善する働きがあることが報告されています。ある研究では、緑茶を日常生活で飲用していると2型糖尿病になるリスクが42%減少すると報告しています。
また、約28万人について調べた研究では、緑茶愛飲者では、糖尿病になる確率が18%下がるとしています。
緑茶のもつ抗酸化作用は心臓予防に極めて効果的です。酸化ストレスを減らすだけでなく、血液中の脂質バランスも改善する働きがあるため、緑茶を多く飲む人では心臓血管疾患になるリスクが31%減少するとも言われています。
さまざまな健康作用をもつ緑茶。
食文化の大きな柱として世界に広がることを望みます。
満尾クリニック 院長 満尾 正