春芳茶園の歴史
春芳茶園の歴史は、今から100年前。
お茶の形や見た目にこだわらず、ただ、味を追求し続けております。
「本物の美味しさを創る」
◎事業の目的・意義
当社の事業の意義・目的は、父が起業前に、スーパーや専門店に卸業する中で、本当に新鮮で美味しいお茶をお客様に直接お届けするには、
「生産者にお客様が本当に望んでいる品質・美味しさ・価値を伝え、お客様が心から喜ぶ茶葉を自分で仕入れて、直接お客様にお届けするしか道はない!」と強く感じたからでした。
お茶は農作物なので、毎年天候と土壌により品質が大きく変わります。
スーパーのようにいつでも同じ価格で、どこでも買えて、品切れのないお茶作りでは、
「美味しさを創る」ことはできないのです。
◎挫折により覚悟する。
しかしながら、当社をスタートした1979年当初、当社のような産地直販の「深蒸しのお茶」を販売するお店はほとんどありませんでした。
《下の写真が、1979年当初の当社本店の写真。1979年、創業時の姿。赤い野点傘が目印として、目立っていました。なんだか問屋みたいですね!》
初めて来店されたお客様の中には、「新しくできたお茶屋、粉茶売ってお茶屋をしている!!」なんて噂までされて、父は大変悔しい思いをしました。
それでも熱い熱い思いを持って起業したので、お客様でも熱い思いをぶつけます。
そうするとますます
「あのお茶屋はうるさい(その当初マイクを持ってお茶について演説をしていたのです!!笑)」など散々ご意見をいただくことになりました。
流石に、父もこれで本当にいいのかと不安になり、一度だけ茶葉の形を整えて販売をしたのですが・・・・・
今度は当社のお茶を喜んでご購入いただいいていたせっかくできた顧客様から、「お茶の味が変わった!美味しくないわよ!!」「本当に美味しいお茶に巡り合えたと思ったのに、残念だわ」と今まで以上に強くご意見をいただいたのでした。 父は、
「何をやっているんだ…」深く反省しました。
そして気づいたのです。実は本当に美味しいお茶を求めているお客様には、父の熱い思いは伝わっていたのでした。
そしてその時、決意したのです。
『お茶屋はいくらでもあるではないか、当社でやるべきことは「形を作ることではなく、美味しさを創る」ことだ!』
『「お客様が美味しい!」と感動していただけるようなお茶をとことん創ることに精進しよう!!』
『お客様に喜ばれる他ではできないこと。当社でなければできないことを一生懸命やろう』決めたのでした。
《下の写真が、1984年、創業から5年目。大改装し、お茶屋では今でもほとんど使用されていない店頭冷蔵ケースを導入!お客様に喜ばれるほかではできないこと。消費地でも新鮮な茶葉をお届けしたいという熱い想いを形にしました》
《下の写真が、2013年3月30日まで34年間営業させていただいた旧本店。冷蔵ケースは、今も「街の花屋さん」が大切に使ってくれております。私は2003年に入社したのですが、この姿になる前にも、2回リニューアルして、お客様本位の店作りを行ってきました。》
◎「深蒸し茶を作るのではなく、美味しさを創る」
私が入社してからは、更に「形を作ることではなく、美味しさを創る」ことを突き詰めていきました。
これはとても重要なことですが、今は昔とは違い「深蒸し茶」はどこでも販売されるようになり、どこでも深蒸し茶にするようになったため、深蒸し茶だからお茶が美味しいとは言えないのです。
なぜなら葉肉の厚い茶葉をしっかり育てている生産家の生葉を農家段階でしっかり蒸すことが出来なければ、本物の深蒸し茶にはならないのです。
葉肉の薄い茶葉を蒸かすと見た目は深蒸し茶で、緑は濃く、抽出は良いように見えますが、お茶の味のしない茶葉になります。またあとから刻み深蒸しの姿にしても、茶葉を細かくできても旨味が濃くなるわけではありません。
このような茶葉を「見極めること」ができなければ、旨味の濃く、苦味の少ない、まろやかな当社の「深蒸し茶」は作ることはできません。
いや「深蒸し茶」という言い方はでは収まりません!当社の茶葉の姿は、
株式会社 春芳茶園 代表取締役 後藤隆典
商号 |
株式会社 春芳茶園 |
設立 |
昭和54年8月17日(1979年) |
資本金 |
1000万円 |
代表取締役 |
後藤 隆典(認定第07−1803 日本茶インストラクター) |
取引先銀行 |
横浜銀行、りそな銀行、三菱東京UFJ銀行 |
業務内容 |
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春芳茶園の歴史は、今から100年前。
お茶の形や見た目にこだわらず、ただ、味を追求し続けております。
春芳茶園を支えるスタッフを紹介させていただきます。
おいしいお茶のために頑張ってます!
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